ハゲが遺伝する確率は100%?母方、父方どちらに遺伝する?

男たちの永遠の宿敵である薄毛。薄毛の何が悪い!と割り切れれば他の面で勝負も出来る…。けれどそんな簡単な問題ではないですよね。

出来ることならきちんと対策をしてふさふさでい続けたいはず!でも何をすればいいの?と分からず心配な方も多いでしょう。

しかしここで原因と予防策をしっかり知っておけば怖くないでしょう。しっかり学んで薄毛知らずになりましょう!

そもそもハゲの原因って何?

一般的に言われているハゲの原因は主に4つあります。遺伝ホルモン頭皮へのダメージ、そして女性の場合は産後のホルモンバランスの影響が原因となるようです。

よく、『父方がハゲてるから自分もハゲてしまった』とか、『若い頃に髪を染めすぎて頭皮がダメージを受けてハゲてしまった』とかよく聞きますよね。

やはり、それらはただの憶測ではなかったようです。

女性もハゲに悩まされる時代

あまり浸透していないですが、女性も薄毛による悩みを抱えている人は少なくありません。

女性ホルモンのエストロゲンには髪の毛の美しさを保つ役割があり、このエストロゲンが減少してしまうと毛が抜けやすくなって薄毛が進行してしまいます。

産後や閉経のとき、そして生活習慣の乱れや過剰なダイエットでもエストロゲンは減少してしまうようです。

男性ホルモンとは逆で女性ホルモンには髪の毛を生やす効果があるそうなので、男女関係なくホルモンバランスの影響というのが1番ハゲの原因に直結しているのではないのでしょうか。

遺伝でハゲる確率はどれくらい?

薄毛と遺伝には深い関連性があります。

男性の遺伝による脱毛はなんと4人に1人の確率で起きるそうなんです!

4人に1人は結構多いと思いませんか?

しかし、前述した通り、薄毛の遺伝子を受け継いだからといって必ずしもその人が薄毛になるわけではないのです。

男性ホルモンの影響が大きい

男性の薄毛は男性ホルモンによる影響が1番大きいといわれています。

男性ホルモンの9割以上はテストステロンと呼ばれるもので構成されており、主に骨格や筋肉の発達など男性らしい体をつくる作用を行います。

『こいつが犯人かっ!』って思いそうですが、このテストステロンには脱毛を起こす作用はなく、テストステロンが体内酵素と結びつくことで別の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)へと生まれ変わり脱毛を起こす作用を行います。

年を重ねると筋肉が衰えるのもテストステロンの量が減ったためなのですが、体はこのテストステロンの減少を抑制させようと強力な男性ホルモンとしてジヒドロテストステロン(DHT)を作り出してしまうのです。

ジヒドロテストステロンと5αリダクターゼ

ジヒドロテストステロン(DHT)の作用としては、テストステロンと同様の作用のほか、生まれた時の男性生殖器の形成にも関係します。

前述のように高齢化することでテストステロンからDHTへと代謝変化されやすいのですが、この変化量にも遺伝が関わっています。

それが5αリダクターゼの分泌量です。

テストステロンと5αリダクターゼが結び付くことでDHTへと代謝変化されますが、5αリダクターゼの分泌量が多いとそれだけ代謝変化しやすいことになります。

この分泌量は遺伝と大きく関わってくるため、ハゲるハゲないの確率も大きく変わってくるのです。

父方と母方、ハゲの遺伝が強いのは?

父方と母方、どっちがハゲの遺伝が強いのかふと疑問に思ったことはありませんか?女性も薄毛になりますが基本的に『薄毛』は男性がなるイメージが強いです。

遺伝で確実にハゲるわけではありませんが、父方が原因かと思いきや実は確率的に母方のほうがハゲの遺伝が強いんです。

X染色体とY染色体

私たちの体にはX染色体とY染色体が存在します。X染色体は母親から受け継がれるものであり、薄毛の男性はX染色体の男性ホルモン遺伝子に変化が見られる場合が多いそうです。

どうやら、父方よりも母方の家族が薄毛がどうかチェックする必要がありそうですね。母方の祖父、祖母まで薄毛になっていたら要注意かもしれません。

しかし、家族というのはいつも一緒にいるので同じ生活習慣になりがちです。生活習慣も薄毛の原因になるので薄毛の人と同じような生活を送っていたら、遺伝以前に自分が薄毛になる確率が上がるのではないのでしょうか。

母方の家族の薄毛状況をチェックしつつ、自分の生活習慣を見直す必要がありそうです。

遺伝によるハゲを阻止する方法は?

前述した通り、遺伝が薄毛に影響するというのは少なからずあり得る話です。

遺伝ならどうしようもないんじゃないか、と思われがちですがきちんと遺伝と薄毛の関係を理解し薄毛の対策をすれば薄毛を予防、改善することができます。

その予防法としては、

髪の毛に良い食べ物を食べる

睡眠をきちんととる

髪の毛に優しいシャンプーを使う

ストレスを溜めない

運動不足にならない

過度の喫煙、飲酒は控える

などなど、基本的なことが多いです。

細かくみていくと、

髪の毛に良い食べ物には、

ワカメなどの海藻類はもちろんのこと、卵、サーモン、牡蠣、緑黄色野菜、豆類、鶏肉、豚肉、黒ゴマ、乳製品、ブラックチョコレートなどが挙げられます。

いずれもスーパーなどで簡単に入手できる食品ばかりです。

バランス良く食事をとることを前提としてこのような食品を意識して摂取すると良いでしょう。

そして、髪の毛にはノンシリコンかつ弱酸性でアミノ酸洗浄成分のシャンプーを使うと良いでしょう。

アミノ酸洗浄成分のシャンプーは皮脂を取りすぎることなく髪の毛を洗うことができますし、ノンシリコンは育毛剤の浸透を邪魔しないのでオススメです。

遺伝以外でもハゲる確率は?

遺伝以外の要因でもハゲます。ハゲる原因は挙げだしたらキリがないぐらい多いです。

ですので、遺伝でハゲることより他の原因でハゲることに注目したほうが良さそうです。

しかし、遺伝以外の原因は睡眠不足、生活習慣の乱れ、髪の毛にダメージを与えすぎ、喫煙、ストレスなどほとんどが外的要因になります。

中でも注意するべきなのが喫煙です。

喫煙は一番のハゲる原因

喫煙するとタバコに含まれるニコチンという成分が脈拍を早くさせ、心拍数が上がります。それに加えて血管の収縮がおき、血液が末梢神経まで行き渡りにくくなってしまうんです。

血液は体全体を巡るものなので、当然頭皮内部の血液の巡りも悪くなります。

喫煙により頭皮内部の血の巡りが悪くなると毛乳頭細胞(発毛の司令塔)がいわゆる栄養失調になり毛母細胞(髪の毛の製造工場)がたちまち減少してしまいます。

毛乳頭細胞が活性化しているために発毛が促進されるため、毛乳頭細胞が栄養失調になったら毛髪が生えなくなり薄毛が進行するのは一目瞭然ですよね。

ですので、薄毛になりたくないのであれば上記に挙げた原因をふまえて喫煙は控えると良いでしょう。

育毛剤を選ぶ際に外せないポイント

抜け毛の原因である男性ホルモン(DHT)を抑制する効果があるのか。

男性ホルモン(DHT)を抑制する成分には、ヒオウギ抽出液、オウゴンエキス、シナノキエキス、冬虫夏草などがあります。

これらはいずれも天然成分なので副作用もありませんので安心ですね。

成分表を確認すること!

製品に記載されてる成分表を必ず確認しましょう。

育毛成分はちゃんと含まれているか

成分を確認したら、髪の毛をきちんと育毛する成分が入っているかどうかチェックしましょう。 育毛する成分が複数入っているものが良いでしょう。

浸透力が高いかどうか

成分がいくら良くても頭皮にきちんと浸透しなければ意味はないです。浸透力を高めることに力を入れてる製品もあるので、これは育毛剤選びの中で1番重視したほうが良いといっても過言ではないでしょう。

添加物は入っていないか

添加物は成分の劣化を防ぐとともに、沈殿しないようにする働きがあるので全く必要じゃないとは言い切れませんが、育毛成分ではないのでなるべく無添加のものを選んだほうが良いでしょう。

もし育毛剤を使用することによって副作用や頭皮のトラブルが起きてしまったらひとたまりもないので成分確認はきちんと行いましょう。

遺伝でハゲてきたらどう対処すべき?まとめ

遺伝でハゲてしまったら本当にもう打つ手はないのでしょうか。ご安心ください。薄毛の予防法があればちゃんと対処法もあります。遺伝だから、と諦めてはいけません。

日常でできる対処法には

生活スタイルの改善

ヘアケア・スカルプケア

などがあります。

これらは予防法としても挙げられていましたが、薄毛の原因に直結してくるので実践する必要があるのです。

しかし、日常的な対策だけで薄毛を改善するのは難しいと言えるでしょう。

ですので、自分の薄毛の原因に見合った育毛剤を使用することが重要になってきます。

育毛剤は、ドラッグストアをはじめネットなど色々な場所で販売されています。種類もたくさんあるのでどれが1番自分に適しているのか見分けるのは至難の技です。

もうだめかもしれない…と諦めていた皆さん!今回紹介させていただいた色々な方法を試してみてください!

おや…?これは…と心配していた皆さんも今からしっかり予防して薄毛とさよならしましょう!

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