アンダーの場所に白髪が生えているのを1本でも見つけてしまったとき…男性も女性も「恥ずかしい」「ショック」というのがまず思うことですね。
そして下の毛が白髪になってしまうと「もう若くないのか…」とか「病気なのかな…」と心配になる人が多いですよね?
なかなか人に言えない場所に白髪が生えてしまうとなにか意味があるのかと勘ぐってしまったりもすると思います。
今回は、病気なんじゃないのかと少し心配になる人も多い、下の毛(アンダーヘア)の白髪の意味について見ていきましょう。
白髪の生える場所と原因って?
外からよく目立つ、髪の毛の白髪も十分ショックなものですが、生えてくるとさらにショックなのが体毛の白髪です。
特にアンダーの場所に生える白髪は性病や癌など、病気の予兆だなんて囁かれたりもしますよね。
髪の毛の白髪の原因
頭の白髪は、加齢によってメラノサイトの働きが鈍くなって、メラニンが生成されなくなって、黒い色のついた髪が生えてこられなくなる…という流れでご存知の方も多いかと思います。
ストレスや生活習慣の乱れなどで、血行不良、睡眠不足、栄養不足といった要素が老化そのものを加速させてしまうことで、若くても白髪がでることもあります。
眉毛やまつげの白髪は?
疲労は眼に出やすいといわれています。
眼精疲労によって目のまわりの血行が悪くなると、まつ毛や眉毛は白髪になりやすいといわれています。
他の部分に白髪が出ていないのに、眉毛やまつ毛だけ白髪が目立つ場合は、身体からの「目が疲れているんだよ」という意味のサインの可能性がありますが、結局行き着く先は血行不良により、酸素や栄養が毛根に届かないということが、色々な部位の白髪共通の原因のようです。
アンダーヘアの白髪の意味とは?
で、下の毛が白髪になることには何か意味があるのでしょうか?
実は……!
特に別に意味はないんですよね、これが。
このページのメイン内容のはずなので、もうちょっと詳しく!って思っちゃうんですが、胸毛もワキ毛も、下の毛も、やっぱり他の場所の白髪と同じで、老化やストレス、あとは遺伝による体質などが主な原因です。
下の毛の白髪は病気じゃないの?
アンダーヘアが白髪になると、性病とか他の病気は?と、気になること、心配になることがありますよね?
しかし下の毛に白髪が生える原因やメカニズムからして、少しずつ増えてくる白髪は病気でもなんでもなく、髪の毛と同じで単なる老化現象です。
生活習慣を見直すことで、老化速度を遅らせることができる(=白髪を増えにくくできる)というところまで同じなんです。
性病との関係はない
さすがにアンダーヘアの白髪で性病という話は医学的根拠なしと言っていいでしょう。
カンジダやクラミジアなどをはじめ、他の性感染症も、毛の質に関係すらありません。
毛ジラミだったとしても、下の毛が黒くても白くてもかゆいものはかゆいってことです。
本当に病気の場合
病気の症状のひとつとして白髪を含むものは確かに存在します。
そういう病気の場合は、気になる白髪が1本2本ずつぴょこぴょこ出てくるような程度ではなく、まとまった毛が大量に白くなってしまったり、周りの皮膚や、全身の他の場所にも異常がみられたりします。
白髪が気になるどうこう以前に、普通に心配になって病院に行ってみようかな…と思うような身体の変化であれば、病院にいきましょう。
【男性】下の毛白髪と精力の限界との関係は?
下の毛に白髪が混じりはじめるのは、精力の限界を意味しているとかも言われたりしますね。
これも実は直接の根拠のない話です。そもそもの白髪の原因は頭髪やワキ毛、下の毛と部位を問わず、主に加齢が原因ですよね。
加齢の進む中年期では体力も性ホルモンも減少する時期で、たまたま白髪が気になってくる時期と被っているだけと言っていいでしょう。
【女性】アンダーヘア白髪と不妊との関係は?
アンダーの場所に白髪があると不妊になりやすい?これも直接の根拠はありません。
加齢と栄養不足と乱れた生活習慣は、色々な場所の白髪が増えやすくなる原因ではありますが、そもそも最初から栄養や睡眠が足りてなければ不妊にもなりますよね。
本当にアンダーヘアの白髪自体には、大した意味なんてないのです。
アンダーヘアの白髪の処理方法は?
髪の毛とは違って、基本的にアンダーヘアは普段誰かに見せるわけでもないので(見せませんよね‥?捕まってしまうので不特定多数の人前では見せないでくださいね)下の毛の白髪を対処する必要がどのぐらいあるのかは怪しいところですが、どうしても下の毛の部分に白髪があるのは許せない人もいると思います。
いくつかその処理の仕方と注意点を並べてみましょう。
ハサミでカットする
おすすめの方法で、一番安全で確実に目に見えなくする方法です。
白髪を1本ずつつまんで根元からそっと切ります。
髪の毛の白髪は鏡越しでないとみえなかったり、鏡でも見えない場所があるのに対して、アンダーヘアなら自分の目で見えますし簡単です。
デメリットはすぐ伸びてきてしまうってことですね。
引っ張って抜く
あまりおすすめしない方法です。
引っ張って抜くのは、アンダーの場所はデリケートなので痛いのももちろんですし、毛根を傷つける可能性もあります。
雑菌が繁殖しやすい場所でもあるので、傷ついたところから毛嚢炎などになるのはご勘弁願いたいですものね。
ハサミで切ってもすぐに伸びてくるのが気に入らなくて、痛みに耐えれる方は、頑張ってみてください。間違って毛根や周囲の皮膚を傷つけないように慎重にですよ。
ヘアカラーを使って染める
髪の毛も下の毛も場所が違うだけで同じ毛だし染まるでしょ!
じゃあ、ヘアカラーで染めてしまいましょう!と思いつく人もいるかと思いますが、市販のヘアカラーはやめたほうがいいです。
頭皮とアンダーの場所では肌のデリケートさが桁違いで、アンダーのほうが肌が弱いんです。
そのため、頭になら付けても大丈夫のように作られている市販のヘアカラーでも、デリケートゾーンのアンダーヘアに使ってしまうと、その刺激の強さで痛みやヒリヒリ、ひどい時はただれたりする可能性もあります。
どうしても染めたいという場合は、白髪用カラートリートメントや白髪染めシャンプーなるものがあります。
これなら刺激も大分マシなので、お風呂の時についでに使う感じで染めることができます。
開き直って放っておく
おすすめの方法です。これが一番いいような気もしないでもないですが、いかがでしょうかね…?
白髪を1本1本気にしていることこそ白髪の原因のひとつ、ストレスっていう場合もちょいちょいありますし、コストも労力もゼロですよ。
気持ちを切り替えて開き直りってある意味最強なのでは?
下の毛(アンダー)の場所に生える白髪の意味まとめ
今回は、下の毛(アンダー)の場所に生える白髪の意味と対処についてまとめてみました。
病気ではないの?と気にする一方で恥ずかしくて人に言いづらいアンダーヘアの白髪ですが、ご安心ください。
誰もが老化現象には抗えませんので、加齢とともに少しずつ増えてくるものです。
明らかに異常だとわかるものを除いて、病気の心配はありませんし、下の毛の白髪があるから〇〇だという噂もどれもほとんど根拠のないものでしたね。
しかし1点、白髪を気にしてしまうことでストレスがさらに加わって白髪が加速…というのは、髪の毛の白髪と共通のことですので、くれぐれもストレスにはご注意くださいませ。
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